レイラインハンター内田一成氏の許可をもらい「聖地観光研究所」より抜粋させていただきます。
-元来、人には、土地に秘められた「雰囲気」を感知する力が備わっているのではないだろうか。
太古の人たちは、現代人が忘れてしまっている大 地と共感する方法を知っており、それを我々が電子機器を当たり前のように使っているように、
ごく普通の感覚として使っていた。そして、彼ら は、大地から受ける力がとくに強い場所を聖別し、ランドマークを印した。
それが聖地ではないだろうか。
そして、個々の「聖地」が持つ力を増幅 したり、うまくコントロールするための大掛かりな装置がレイラインかもしれない。
そんなふうに言うと、オカルトじみて感じるかもしれないが、 レイラインがそこに存在する以上、そこには何かがあるのだと思うのが自然だろう。
太古、古代にレイラインや聖地を整備した人間たちは、自らの感覚で、その場所が他の場所とは違う何かを秘めていると感じ、そこを聖地と したのだろう。
さらに聖地内の構造を太陽や星の動きとシンクロさせたり、他の聖地とのネットワークをレイラインとして築くことで、何かの 作用を生み出そうとしたのではないか。
近年、人間にも鳥や他の動物と同じように地球磁場を感じる能力があるという研究結果が発表された。
今は、様々な電磁波ノイズが飛び交っていて、そんな能力も撹乱されてしまっているだろうが、電子機器などない昔は、的確に方位や地球磁場 の偏差などを感知できていたのかもしれない。
レイラインハンティングのサイトを立ち上げたばかりのときに、地質調査を仕事にしている人から連絡をもらった。
彼は、フィールドで調 査しているときに、断層に沿って神社仏閣や遺跡が並んでいる現象に出くわし、ずっと不可解に思っていたのだという。
たまたまレイラインハ ンティングのサイトを見つけて、過去に「土地鎮め」として神官や僧侶が結界を施した場所が断層に沿っているケースが多いことや、そういう 場所を見つける能力が本来人間には備わっていたこと、さらに特別そうした感覚が強いシャーマニスティックな人間が神官や僧侶になったとい うことを知って、納得がいったのだという。
彼も、以前から地質探査をしているときに土地によってそこに漂う雰囲気が異なることは気づいて いたという。
昔の神官や僧侶、シャーマンが持っていた感覚を様々なデバイスによって代用し、さらに様々な資料を再検討することで、聖地やレイライ ンの意味を再び見出す。
それがレイラインハンティングという手法だ(本場のヨーロッパでは、レイラインを探すことを 「レイハンティング」と呼ぶが、私はあえてその言い方をさけ、自分の手法を「レイラインハンティング」と呼ぶ。それは、レイハンティング では多分にスピリチュアルやオカルトの要素が含まれていて、ときに客観性を欠いていて、自分の手法と乖離しているためだ。スピリチュアル やオカルトと一線を画すために、あえて異なる呼び方をしている)-
仙台のレイライン・グランドクロス上にまた新発見がありました。(仙台市役所が… 😆 )
東西ラインは愛子地区、南北ラインは富谷町がおもしろくなってきましたよ。
どちらも(藩に特別擁護されていたと思われる)隠れキリシタン信仰のあった場所です。
今月25日(日)14:00~15:30 東北工業大学一番町ロビー2Fホールにて
講演「星の街仙台~伊達政宗が隠した無形の文化遺産」入場無料
後半はレイラインについて解説しますので、興味ある方是非いらしてください。
観光資源として活用できる町がどんどん増えていくと思われます。
古代の人たちが、神がかり的な能力を駆使して現代の都市の土台を作った、その痕跡を探訪します。
当日、新著「星の街仙台」を持参しますので、ご希望の方には会場を出たところでお渡し可能です。
1300円ご用意いただき、お声掛けください。その前にご入用の方はこちらまでinfo@hexagram.jp
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