瑞巌寺除夜の鐘・火鈴様-こうりんさま
-大晦日の夜9時、雲版の乱打を合図に、住職代理の一僧が鈴を振り、般若心経を繰り返し唱えながら、一晩中松島の海岸地区を歩きます。
火鈴様を迎える家は軒に提灯をつるし、机に灯明をともし、茶碗に梅湯または酒を入れて玄関に置きます。行者はその前で心経3巻を唱えたあと、箸で茶碗の中をかき回し、飲んだ振りをして次の家へと回ります。
この地域では、火鈴様の姿を見ると目がつぶれ、また、火鈴の音を聞かずに年を越すと五臓腸が腐れると禁忌されております。
家々では明かりを消して静かに待ち、火鈴様の残した梅湯や酒を分けて飲み、1年の災厄を払います- 瑞巌寺HPより
山内はより神秘性を増す。
瑞巌寺本堂
除夜の鐘をひとつ撞かせてもらい、お坊さんから一個のみかんと「良いお年をお迎えください」のありがたい言葉を頂戴する。
初日の出もまた、息を飲むほどの神々しさでした。
今年もどうぞよろしくお願いします。
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