グランドクロスの南北ラインに新たな発見です。
六芒星の中心から南側、竹駒神社の少し上にJR岩沼駅が、ちょうどライン上にぶつかります。
駅なので、関係ないと思っていたのですが、なんとここは岩沼城址だったのです。
研究書「星の街仙台」に併載している短編小説にも登場する、根白石のイケメン家臣古内主膳重広公が
この一帯を拝領し、城主でした。その後城主は何度か入れ替わりますが、伊達騒動に関係してきます。
岩沼藩という独立した藩があったことも驚きです。(岩沼城址などで検索すると詳細がわかります)
根白石の古内家の養子となった重広公は、眉目秀麗かつ馬の名手となり、政宗公に見初められて二代藩主忠宗公の側近となりました。
根白石は馬の産地で、岩沼の竹駒神社には馬市跡地があることから、
岩沼古内家が起こした産業なのではと想像できますね。
岩沼駅付近はかなり広い範囲で高台(岩沼要害)だったそうですが、土地開発で山が削られ、その名残は少し西側に
鵜ヶ崎城址(岩沼城・岩沼要害)公園として残されています。
明治から昭和にかけて栄えた「馬市」を偲ばせる竹駒神社境内の馬の銅像。
星の街仙台バスツァーに第一弾から参加くださってる’名取の人’さんの御先祖が、この馬市で馬の売り買いをされていたそうです。
来年あたりは、県南のグランドクロス上ツアーを企画します。
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