大郷町川内安戸という部落には、旧家(農家)が数軒点在する。(支倉家中のご子孫と思われる)
画像左手はゴルフ場で、あとは広大な田園が続いている。
旧仙台街道が通っているが、途中からあぜ道になり、もちろん観光バスは入っていけない。
支倉屋敷跡は街道沿いらしいが、場所は不明。
この先は行けそうにないなというところに集会所があり、そこを右折すると鬱蒼たる山道に入る。
農作業の軽トラしか通らないだろうダートだが、ずんずん進んでみたらなんか見覚えのある場所に出た。
数年前の夏、「大郷・川内ホタルのページェント」で来たことがある。
この祭りでは「支倉常長供養舞 郷さんさ」が披露される。
喪服(着物)に、笠をかぶって顔を隠した女性たちが、提灯を持って踊るのだが、
蛍のはかない光とせつないメロディーが、田んぼのあぜ道をゆらゆらと幻想的な空気に包みこんで、
常長さんが地元の人たちから今も大事にされていることを、しみじみ感じるのでした。
それから(本をお持ちの方は33~34ページ)有事の際の城からの脱出ルートですが、
愛子栗生~根白石~吉岡~富谷~大郷、そして松島へ抜ける道が、この山道ではなかったか、とふと思いました。
常長さんの孫・ひ孫・川内支倉家の墓所がある桂蔵寺
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