4/22(土)晴れ
またもやすばらしい天気に恵まれ、さらに今回は満開の桜に歓迎されました。
仙台駅9時集合、グランドクロス南北ライン上にドンピシャで位置する富谷市のかめ杉(政宗公が鷹を埋葬した)を見学。
奥州街道富谷宿を、蔵の物産館冨谷宿店主佐藤氏のガイドで散策。
宮城最古の酒蔵 内ヶ崎酒造
富谷は昔お茶の産地でした。現存する幻の富谷茶の茶畑。
他にも熊野神社(相撲の土俵があった)や恋路の坂、富谷の名士のお宅など、
佐藤さんならではの、他では聞けない貴重なお話にうなずきながら散策しました。
佐藤さんのお店に入ると100年前のこいのぼりが出迎えてくれました。
お昼ごはんと講座は、西成田コミュニティセンターで。
約1時間の歴史講座は、支倉常長さんの余生をメインに、隠れキリシタンの里だった富谷・大郷に今も残る
不思議な風習について解説。
お弁当は、外でピクニック気分。桜と青空、最高のロケーションです。
次に、マリア観音がある龍華院(りゅうげいん)さんへ。
大宮司ご住職は歴史研究家でもあり、黒川郡のキリシタンについて大変詳しく本も数冊出版されています。
寺に隠し部屋があった話や、天井に描かれた絵、マリア観音像など、とにかく話がおもしろくて引き込まれました。
龍華院さんでは約45分滞在し、次に東光寺さんへ。
現ご住職のおばあさんのおじいさんに当たる佐藤宗岳師は、ご自身の足と耳と目を駆使し長年にわたり郷土の歴史を調査され、「支倉常長は黒川郡の人である」「墓は大郷にある」と断定。
宗岳師が出版された本(絶版)には、間違いなく常長さんは(幕府に報告された)52歳で死んでいなかった、
ということが納得です。
例のお位牌も見せていただきました。
どちらも台座から抜いた部分に十字のマークが。右は後ろにみっつの十字が赤で書かれています。
東光寺は松島瑞厳寺の末寺で、歴代住職のうち3人が、松島天麟院(五郎八姫の菩提寺)の住職にも名を連ねています。
東光寺と天麟院の関係性から、常長さんや黄河幽清(いろは姫の隠し子)との関わりが見えて来て、星の街仙台的には要チェックです。
バスツアー第四弾(7月と9月)は、松島の五郎八姫コースになりますので、今回の富谷・大郷から繋がっていきます。星の街仙台シリーズは、単独では成り立ちません。
ところで、東光寺のご住職は、美しすぎる御坊様でございました。黒衣のお姿はなんとも神々しい。
この近辺(東成田地区)に伝わる風習に、初耳のお話をお聞きしました。それは次回6/2のツアー講座までお楽しみに。
ここからバスで10分ほどで、メモリアルパークへ。
常長さんのお墓詣りを終えて、無事仙台へ。
今回のツアーは『常長さんの御霊が降臨した』ような、いろんな意味で恵まれた一日となりました。
同コースで、6/2(金)も開催します。お申し込みはお早めにどうぞ。
TEL:0223-36-9521 FAX:0223-23-4740
星の街仙台シリーズは、知られざる伊達家の聖地を巡礼します。
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