【あなたのそばには『風水』があるvol.3~みっくん】
近年、若い女子を中心にパワースポット巡りが流行っているようですね。
宮城県内にも多くのパワースポットが点在しているようで『鹽竈神社』や『大崎八幡宮』、『秋保大滝』などがそれにあたります。
パワースポットは、先のブログでも説明した『龍脈』が関係してきます。
『龍脈』とは、大地の気の流れの事でしたね。その『龍脈』が集まるところが『龍穴』と呼ばれるところです。
その『龍穴』こそがパワースポットに当たります。「大地のエネルギーがあふれているところ」という事です。
しかし今は、「身近にある特別なパワーが感じられる場所であり、心のよりどころ」といった感じで捉えられていますかね?
かつて江戸時代では『弥盛成地(いやしろち)』と呼ばれ、神聖な場所・清浄な場所・神や仏が宿る場所・草木が育つ元気の出るところとされていました。
反対語は『気枯地(けがれち)』と呼ばれています。字のごとく『気』が枯れて元気のない土地のことです。
「じゃあ、どこに行けば一番良いの?」という疑問が湧いてくると思います。
答えは「自然と導かれる」という事です。
某芸人のネタではないですが「行くんじゃないの、待つの。」という姿勢ですね(笑)
パワースポットに出かけよう!!と計画するのは、気づかないうちに御呼ばれしているからなのです。
しかし、折角呼んでいただいて実際パワースポットへ行くことが出来ても、マナーを守らない事には意味がありませんよ。
社寺仏閣に伺う際は、ルールにのっとった参拝をしなければいけません。また、記念だからといって草木や石などを持ち帰ってもいけません。
そして、パワースポットにも相性があります。
気分が悪くなったり、嫌な雰囲気を感じたら速やかにその場を立ち去るのが良いでしょう。
さて先日のブログで、仙台城は東西南北からパワーを集めた最高の地相だとお話ししました。
政宗公が地上に星を降ろした四神の力は、今もなお生き続けているわけですよ。
という事は、仙台城址は最高のパワースポットと言って良いのではないでしょうか?
何かに悩んだり、迷ったりしたときに、ふと政宗公の事が頭に浮かんだら
それはきっと政宗公が、あなたの事を呼んでいらっしゃるというサインなのですよ。
2014年9月14日 みっくん撮影
★★★★★★
パワースポットに「呼ばれる」という感覚は、私も何度も経験しました。
その時は、何気なく立ち寄っただけなのに、あとから思い起こすと深い意味があったんだと気付かされます。
それは、特殊な体験をさせられることが多いから。
例えば、33年に一度の御開帳でしか拝めない秘仏を、いきなり見せられたり、会うはずもない人に偶然出くわしたり、
20年以上も前に自分が手掛けた仕事の痕跡を、今の歴史調査の場所で見つけたり。
そういえば過去に住居を引っ越した先が、3個所とも城下のレイライン上だったことを知って、今頃驚いている。
究極は、遠い昔に自分はここに居たような気がする、とか… これが一番の「導かれた」という感覚です。
青葉山には、(おそらく)平安時代から「千躰仏」が祀られていました。ここが神聖な場所(いやしろち)であることを、
先人たちが知っていたということでしょう。そのことを国分氏、政宗公と受け継がれ、現代では仙台の観光名所となっています。
幽峰
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