平安時代の比叡山の僧であった恵心僧都が著した 往生要集。
穢れたこの世を厭 い離れたいと願うこと。
念仏による救いを説いた阿弥陀信仰の本になります。
阿弥陀信仰は、戦乱の時代に広がり、徳川家康も阿弥陀信仰を持っていました。
徳川家康は、毎日念仏を六万回書いたといい、旗印に厭離穢土欣求浄土をたてました。
世界の平安があってこそ幸せがある、と信じた徳川家康。
死後に徳川家康は、日光にまつられました。
東照大権現、北に輝く北極星として。世界の平安をいまも祈る徳川家康でした。
~なとりのひと~
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