【あなたのそばには『風水』があるvol.6~みっくん】
7月25日と8月6日は『土用の丑の日』です。今年は2回あるんですね!?
一般的に『土用』といえば丑の日に鰻を食べるというイメージでしょうが、本当は1年に4回もあるんですよ。
1月17日ごろ~2月3日ごろまでを『冬土用』
4月17日ごろ~5月4日ごろまでを『春土用』
7月20日ごろ~8月6日ごろまでを『夏土用』
10月20日ごろ~11月6日ごろまでを『秋土用』
といった具合に。
では、『土用』ってそもそも何なのでしょうか?
『土用』とは、季節の変わり目の事で古代中国の思想である五行説に由来します。
土用の期間中は、土の中に土を司る『土公神(どこうじん)』という神様がおられるので、土いじりをすると怒りをかい、祟りがあると考えられてきました。
植物を植えたり、穴を掘ったり、引越しや家を建て始めてもいけなかったのです。
昔は今ほど医学が発達していなかったので、季節の変わり目には体調に気を付けるという意味合いが強かったものと考えられます。
では、土用をどのように回避すればよいのでしょうか?
土に関することで言えば、土用前に作業を始めれば土用期間中であっても問題ないとされています。
どうしても土用期間中に始めなければならないときは、お清めをしてから行いましょう。
そして、来たる『夏土用』の乗り切り方をご紹介しましょう。
皆さんがよくご存じなのは鰻を食べることですね。
本来、夏土用には頭に『う』がつくものを食べると良いとされてきました。
では、なぜ鰻になったのか?鰻の旬は秋から冬にかけてですが、夏場の鰻の売り上げが悪いので、魚屋が蘭学者・平賀源内に相談したところ「鰻も頭に『う』のつく食べ物なんだから、『土用の丑の日は鰻』ってことにすれば良いじゃないか?」という事で広まったそうなんです。
滋養強壮に優れた鰻は、夏の暑さを乗り越えるには最適だという事を分かっての助言とはいえ、面白いエピソードですね。
Dr.コパさんが夏土用を乗り切る開運レシピとして紹介しているのが『うどん』です。
鰻に比べて安いから、家計にも優しいですね(笑)
『うどん』と仰るのにも風水的理由があります。『うどん』は温かくても冷たくても人間関係や出会いの運気を持った食材なんです。
そして、大葉・梅・大根おろしをトッピングすると健康運と仕事運を、油揚げや卵は金運を、海老天や貝柱と小エビのかき揚げは人気運・才能運・受験運をアップさせるメニューに早変わり!!
今年の夏は『鰻』もいいけど、『うどん』で幅広く運気を吸収してみてはいかがですか?
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