星の街仙台シリーズ第四弾~四神の青竜松島 キリシタン五郎八姫コース
~神様は、山の上に鎮座する~ まさにそれを体感していただくコースです。
時々優しい雨に降られましたが、参加者全員無事に、松島の聖域にご案内することができました。
今回の参加者最高齢は、80代後半のご婦人で、’おひとり様’の強者です。
富山観音への長い石段に、一瞬とまどいましたが、添乗員K君の紳士なエスコートにより、麗観富山・大仰寺からのすばらしい景色を堪能していただきました。
奥州三観音のひとつ、坂上田村麻呂ゆかりの富山観音は、五郎八姫により改修され、基壇はとてもめずらしいとされる石積みです。
そばには五郎八姫寄進の梵鐘があり、自由に撞くことができます。新緑の森に染みわたるなんともいえない深く優美な音色です。
知る人ぞ知る、横澤将監の墓が大仰寺にあります。
仙台藩の土木エンジニア、泉区の将監沼をつくった人であり、支倉常長をサン・ファン・バウチスタ号でアカプルコまで迎えに行き、無事に常長さんを帰国させた人。
墓石は311で倒れ、移動されています。
星の街シリーズは、バスが入っていけない知られざる伊達家の聖地へ潜入します。
また、昼食前に約1時間の歴史講座を設け、プロジェクターで地図や画像を見ながら、このあと参拝する個所の歴史的背景をわかりやすく解説します。
未公開の貴重な史料を、ツアー限定でお見せすることもあります。
ツアー特典として昨年発行した研究書「星の街仙台」が資料として付きますが、ツアー料金に影響しませんので、すでに持ってる方でも’おみやげ’にしてください^^
参加者は、毎回本当にマニアックな歴史好きばかりで、各所で食い入るように拝観され、ガイド冥利に尽きます。
五郎八姫の菩提寺天麟院では、ご住職から講話をいただきました。
これがまた、すごくおもしろくて、参加者の目はキラッキラで、前のめりになってました(笑)
(前回の大郷コース「龍華院」のご住職のお話も、かなりの面白さでしたね)
五郎八姫お霊屋は、毎年命日の5/8に御開帳されますが、今回特別に開けていただきました。
このあと、黄河幽清の墓石を拝観し、神仏習合の名残がある日吉山王神社に寄りました。
ガイドの私が言うのもアレですが、、今回もすごく面白かった!
9/3(日)にも同コースで開催予定ですので、レポートはこのへんで。
天麟院、富山観音ともに、長い石段を上ります。時間をたっぷりとりますので、マイペースで登っていただいてかまいません。
が、一応健脚コースとさせていただいてます。普段からよく歩いてる方にはお勧めです。
ちなみに、歩数計によりますと4000歩ほどです。
参加される方は、普段愛用のスニーカーと帽子、水筒をご持参ください。
申し込み締め切りは、実施日の10日前くらいです。
まだお席に余裕がございます。仙台バスツアーズまで。
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