宮城県仙台市北山にある東昌寺。
仙台 北山五山筆頭とされ、伊達藩でも格式のある寺。
臨済宗の名刹であり、伊達家4代目の政依公の菩提寺とされ、福島から米沢、さらに岩出山から仙台に移転している。
政依公は、かの伊達政宗公の13代前にあたる。
仙台では珍しく臨済宗東福寺派であり、政宗公もよく参詣したとされている。
政宗公が亡くなる時、時の住持の夢に現れたともされ、政宗公の孫にあたる虎千代公の菩提寺でもある。
明治維新後に境内を青葉神社に譲り、東側に移るも火災で焼失。
仙台城の鬼門除けにマルミカヤを植えたとも伝わり、いまも伊達政宗公らを祀る寺となっています。
★★★★★★
仙台城築城とほぼ同時期に建てられ、初代住職は政宗公の大叔父にあたる大有和尚。政宗公の師である虎哉和尚が、京都にいた大有和尚に送った手紙が見つかっている。仙台藩で天文学を学ぶことができた人物は、このふたりと思われる。
3/24(土)の六芒星をめぐるバスツアー催行決定しました。(詳細はスケジュールにて)
コースの最初に青葉神社をお参りします。昼食前に1時間程度の歴史講座をやります。六芒星の講義のほかに、古代の太陽信仰である夏至と冬至を意識したライン、また鬼門ラインの発見についてもお話しながら現地を廻ります。
まだお席があるようですので、お早目にお申込みください。仙台バスツアーズまで。
幽峰
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