新緑の季節が訪れますね。5月の初めは、春の土用に注意しましょう 。
5月5日が立夏なので、その前日5月4日までは「土用」にあたりこの期間は運気が不安定になります。
土いじりや土木工事などは避けた方がいいでしょう。どうしても庭仕事などをされる方は塩とお酒で清めてからなさって下さい。
GWで旅行に出かけられる方は、持ち塩をしたり、ラベンダーや白のハンカチを持ち、旅先の神社に参拝したりして事故や災難にあわないように気をつけましょう。
昔、中国で「黄河の上流にある竜門という急流を登った鯉は竜となり、天を駆け巡る」という言い伝えがありました。
そこで、立身出世の関門を「登竜門」と呼ぶようになったのです。厳しい登竜門を越えてこそ大きな幸運を授かれるもの。
努力の先に大きな夢が広がります。「壁を越えて竜に成り天に上る子供」に出世してもらいたいとの願いを込めて男の子のいるご家庭では鯉のぼりをあげましょう。
5月は、不動産と健康の月でもあります。5月病などストレスのかかりやすい時期には「裸足で大地」の風水を。
舗装されたアスファルトが道を覆い、大地とのつながりが薄くなっている現代。「力は大地から」と風水では言います。
土用があけた5日以降はできるだけ直接、土に触れる機会を増やしましょう。
ガーデニングや吉方位の旅行やドライブで高原などに出かけ、海岸やきれいな芝生のあるところで裸足になって、足の裏から大地のパワーを吸い上げてヤル気を充電してください。
また、そこで撮った写真や自分あてに送った絵葉書を部屋に飾りましょう。大地パワーのラッキーフードは根菜、山菜。
人間関係も含めて山菜そばや山菜うどんなどでパワーアップしましょう。
不動産運をつけるためには、吉方位の有名な建物や住宅展示場を訪ねたりすることが絶好の開運アクションです。
好きな建物の前で写真を撮り、家に飾ると自然に不動産運が高まります。今、特に不動産が必要ない方や部屋探しをしていない方も、不動産運だけは事前に身体に吸収しておかないといざという時、急に運気が上がりません。
住宅雑誌や新聞のチラシに入っているマンションや戸建ての情報を探すのもいいですよ。
「不動産探しは幸せ探し」と風水では言いますから、住みたい街を歩いてみたり、住宅展示場を訪ねたり、気にいった物件を見に行ってください。また、インテリア、家具選びなども運気を上昇させます。
5月は健康のために森林へ出かけましょう。一年で最も爽やかな季節が5月です。
新緑が美しいこの時期に森に出かけることが健康運を上げる風水です。木にふれてみたり、木立から太陽の光が漏れてくる「木漏れ日」を浴びることで森林パワーを吸収して健康運をアップしましょう。
健康運アップの色は木の幹の色の茶色、葉っぱのグリーン、木漏れ日のオレンジの3色をインテリアにも使ってみましょう。
また、風水では森の中に行くと冷静になる、そこにある湖でさらに冷静になるといわれています。
風水で、枕元に観葉植物とどんぶり一杯の水を置いて寝ると良いというのは、そこからきています。
冷静になって、自分のことをしっかり考えてみましょう。
5月は、基本に立ち戻り、家の掃除をしっかりやって確実に運気を上げていきましょう。 ただ、季節の変わり目で疲れやすい時期ですから、効率よく掃除をしましょう。
最低限押さえたいポイントは2つです。
1、玄関と家の中心を結ぶラッキーゾーン 2、トイレ、浴室、キッチン
幸運の通り道、「玄関」「家の中心」「ラッキーゾーンの端」がピカピカに綺麗なら幸運はするすると家の中に入ってきます。
金運が欲しければ黄色やゴールドのマットを玄関に使います。玄関に入って左に八角形のゴールドフレームの鏡をかけてピカピカに磨きましょう。右にかけてある鏡なら地位と名誉ですね。正面の鏡は幸運を跳ね返してしまいますから、跳ね返らないように、鏡のそばに観葉植物を置きましょう。
もうひとつのポイントは水場です。水場は人の厄を落とすところですから、とても汚れやすく掃除を怠ると、どんなに立派な家でも幸運度の低い家になってしまうので要注意です。
水場が汚れた家はどことなく雰囲気が悪く重たい感じがします。 窓がなければオレンジ色とラベンダーグッズを置きましょう。 特に5月はグリーン、茶色、オレンジ、ラベンダー色を積極的に使いましょう。 まめに掃除をして「きれい」を保ちましょう。
5月5日、端午の節句は「菖蒲(しょうぶ)の節句」とも言われ、無病息災を願う厄祓いの日でもありました。
古来より5月は「物忌みの月」と呼ばれ、寄生虫や病原菌から身を守るために殺菌効果のある笹で巻いた「ちまき」や厄を払う小豆をはさんだ「柏餅」を食べました。
あんこや餅米には金運、事業運もあります。男の子がいない家庭でもちまきと柏餅を食べて運を上げましょう。
5月5日は菖蒲湯につかって「厄落とし」しましょう。5月は体調を崩しやすい時期なので、昔から薬湯である「菖蒲湯」につかり体を清めてきました。
昔、菖蒲の葉は煎じ薬として重宝されていました。「菖蒲湯に入ると病気をしない」「菖蒲の葉を頭に巻くと、頭がスッキリして冴える」と言います。この日はぜひ、「菖蒲湯」に入ってください。 菖蒲の葉の形が刀に似ているところからも「魔を切る」として厄祓い効果がありますよ。
端午の節句は男の子が強く丈夫に育つように、武将を表現する五月人形を飾る家が多いですね。五月人形は一緒に太刀や弓矢、張り子のトラ、陣太鼓も飾りますが、すべては「魔を断つ」と言う意味があります。
五月人形の本来の意味は、健康運が大事なこの時期に魔よけ、災難よけとして飾られるのです。
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