平安時代にはすでに、仏像などの装飾品に描かれていたこの六角形の幾何学文様。
この形状が麻の葉っぱに似ていることから、「麻の葉柄」として親しまれてきた。
菱形の連続で構成されいくつも永遠とつなぎ合わせることができる単純さは、「麻の葉繋ぎ」とも呼ぶ。
麻は数か月で4mにもなりまっすぐグングン伸びることから、子供の健やかな成長を願い産着の柄に使われたり、和風のデザインとして歌舞伎の衣装などにも用いられてきた。
麻は虫がつかない神聖な植物として、厄除け・魔よけの意味もあり、古来より神社、社寺、仏閣でもお祓いやしめ縄、鈴縄、縁起物など様々なものに使われている。
仙台城下の六芒星は、『麻の葉』の意味もあるのかもしれない。【千代とかぎらじ】だ。
~幽峰~
下地は研究書「星の街仙台~THE MASAMUNE CODE」6ページに掲載の1664年仙臺城下絵図(宮城図書館所蔵」無断転用禁止。
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