宮城県登米市津山にある伊達小次郎君の墓。
伊達政宗公の実弟、小次郎君は、政宗公毒殺事件の巻き添えになり、会津で亡くなり、後に津山に墓ができています。
その地は、母 保春院の土地で、化粧料になっていたそうです。
小次郎君の墓のそばに、守役 小原縫之助の墓もあります。
縫之助は、始めは政宗公の守役として片倉小十郎、茂庭綱元とともに選ばれますが、後に小次郎君の守役となります。
小次郎君の墓を津山に作り、その場で自害したとされる。
小次郎君は、7代勘当といわれ、政宗公から7代目の藩主の死後に許され、墓ができています。
小原縫之助の子孫は、仙台藩士として続き、たしかいまのご当主の先代は、教員をされていたはずです。
仙台藩の秘密を一身に背負って亡くなった、小原縫之助の墓です。
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小次郎君は、のちにあきる野市大悲願寺にて、秀雄和尚として存命していたという古文書が見つかっています。
津山の小次郎君の墓はダミーですが、縫之助さんの墓は本物でしょう。小次郎君が死んだという現実味を持たせるための、政宗公の命と思われる。
星の街仙台では、縫之助さんの墓参りツアーを企画したいと前々から思うのですが、なにせ観光バスは通行不可な道にあります。もし近くを通ることがあったら、立ち寄ってみてはいかがでしょう。道の駅津山もくもくランドから車で15分くらいでしょうか。~幽峰
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